キャブレター車のエンジン不調

2019年10月30日

メカニックの安藤です。

2007年以降、全モデルがインジェクションになったハーレーですが、
それ以前のキャブレター車を大事に乗っていただいているお客様も
たくさんおられます。

今回はキャブレターが原因のエンジン不調の修理のレポートです。

キャブレターはこの様に取り付けられています。
エアクリーナボックスの裏側の黒い部品がバックプレートです。
キャブレター車のエンジン不調


バックプレートを外すと、キャブレターがマニホールドから抜けていました。
キャブレター車のエンジン不調


左からマニホールド キャブレター バックプレートです。
マニホールドに差し込まれたキャブレターをバックプレートで押さえこんで固定します。
このバックプレートがプラスチックで出来ているので、変形したり、熱によって柔らかくなってしまい
キャブレターをしっかり押さえこむことが出来なくなることがあります。
キャブレター車のエンジン不調


エアクリーナボックスからパシュッという音がする。
アイドリングやエンジン回転が不安定。
エンジンのかかりが悪い、かからない。
キャブレターの固定不良や外れによって起こる症状です。


対策としてプラスチックのバックプレートを変形しない金属製のパーツに交換します。
使用したのはアレンネスのエアクリーナーキット¥22000です。
キャブレター車のエンジン不調
キャブレター車のエンジン不調


エアフィルターもセットになっています。
キャブレター車のエンジン不調


エアクリーナカバーはノーマルを使用するので外観は変わりません。
キャブレター車のエンジン不調


エンジンとマニホールド マニホールドとキャブレターの接合部には
ゴム製のパッキンが使用されています。
このパッキンにも変形と破れが有ったので同時に交換しました。
キャブレター車のエンジン不調キャブレター車のエンジン不調


キャブレターがしっかり固定され、接合部からのエアの吸い込みがなくなり、
エンジンは好調になりました。

キャブレター車のお客様にはおすすめの作業ですので、ぜひお問い合わせください。






















Posted by H.D宮崎スタッフ・ユタカ代表 at 11:51│Comments(0)
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